こんにちは、準大手ゼネコン新卒3年目のマジスタ石井と申します。
今回はタイトル通りゼネコンに入ってはいけない理由5選を書いていきます。
就活では教えてくれないゼネコンの負の側面について情報共有します。
企業研究の過程で得た情報がダメというわけではありません。
企業のホームページや会社説明会等で得られる情報はどれも正しいことのほうが多いでしょう。
しかし、会社のダメなところは隠しているということを忘れてはいけません。
何事もいい面と悪い面どちらも考慮して決めるべきなのですから。
皆さんの良い会社選びに貢献できれば幸いです。
さっそく行きましょう!!
1.激務である
これは言うまでもないですね。
皆さんも知っていいることでしょう。
体力、精神力がある人でないと絶対に続きません。
残業時間は平気で月60時間は突破して、ひどい現場では100時間が常態化している何てこともあります。
月にこんなに残業をしていては自分の時間が全く取れません、プライベートが充実できないなんて考えられないことでしょう。
滅私奉公が美徳であるという価値観はいまだに根強い業界ですのでそれに適応できると確信できる方のみゼネコンに入社するべきです。
しかし、これは裏を返せば残業代がたくさんもらえるとも言えます。
残業代は若手社員で1時間約1900円なので、月60時間残業すると、なんと11万2500円にもなります。
これに基本給25万円を足せば、約36万円の月収です。
これを12か月プラスボーナス100万円だとすると、年収は532万円となります。
これは日本の平均年収436万円を若手社員の時点で上回る高水準の所得になります。
激務でも人がいなくならないのは、給料がかなり良いからと言えます。
2.体育会系の社員が多い
これもイメージが付きやすいのではないでしょうか。
先輩、上司の言うことは絶対、という謎の風潮がいまだにまかり通ると思っている社員はすごく多いです。
後輩である、部下であるという理由だけで理不尽な扱いをしてきます。
例
始業30分前にきて事務所の掃除をさせられる。(当然賃金は発生しない)
現場、事務作業の雑用はすべて新人の仕事(洗濯もやらされます)
無駄な仕事でも断る権利はない
等々、たくさんあります。
これは学生時代に昭和スタイルの体育会系部活に所属していなかった人には本当に理解ができない文化できついです。
しかし、これも元野球部のような学生には居心地がいいのかもしれません。
学生時代と同じ価値観のまま大人になれる環境はなかなかありませんので。
3.いかつい作業員たちと接しなければならない
これはだれしもぶつかる課題です。
皆さんは普段、中卒元暴走族の強面の作業員と接する機会はありますか?
ほとんどの方はないでしょう。
しかし、ゼネコンに入社すると嫌でもこのような人種と接さなければなりません。
ほとんどの作業員はかなり癖のある人物です。
怖い人が苦手な奥手の人はゼネコンはやめておいたほうがいいでしょう。
しかし、もともとヤンチャしていた方なら、問題なく溶け込めることでしょう。
工事現場は、中卒ヤンキーと大卒インテリが同じ職場で働く珍しい空間となっています。
4.パワハラが普通にある
当然、パワハラは標準装備です。
入社したら精神を病みますので避けたほうが無難でしょう。
2番でもあったように、ゼネコンには体育会系ノリを好む社員が多いため、パワハラが横行しやすい最高の環境となっています。
彼らにとってはかわいがり、指導なのでしょうが、正常な人間からみたら完全にパワハラです。
当社のモットーは『悔しかったら偉くなれ』です(笑)
パワハラをするような人材を管理職におく会社に未来はありません。
沈む泥船の乗組員になりたい方はゼネコンに入社しましょう。
5.すべてがアナログであり、革新を望まない風潮がある
ゼネコンにおいてクリエイティブな仕事をすることは不可能です。
クリエイティブな仕事をしたいという人は今すぐゼネコンは候補から外してください。
不可能である理由は、年功序列の制度によって管理職になったおじさんたちが保守的であるためです。
会社は上役の決済がないとものごとが進まないのです。
また、無駄な習慣を何の疑問を持たずに守るのが正義だと考える人ばかりです。
このような生産性全否定の昭和タイムスリップ職場に適応できる自信がない方はゼネコンは避けたほうが無難です。
まとめ
ここまでネガティブなことを書きましたが、ゼネコンにはたくさんの魅力があることも事実です。
人々の生活を基盤から支える素晴らしい事業であることも認めます。
そういった素晴らしい面、今回お伝えした良くない面の両方を吟味してから就職することをお勧めします。
ほかにもゼネコンについてたくさん書いていきたいと思います。
受験生の方など、聞きたいことがあればお答えしますので、ぜひコメントも書いていただけると幸いです。
ここまで読んでくださりありがとうございました!!